2019年1月27日日曜日

第13回日本舞踊の体験から発表へ・発表会」が無事終了しました.




「第13回日本舞踊の体験から発表へ・発表会」を無事に終了させていただきました。暖かいご声援誠に有難うございました。
 

201912011時半、金剛能楽堂に於いて、京都文化企画室上河理事の司会の下、加藤理事の開会のご挨拶、西川理事長の「第五回日本舞踊次世代継承講習」の修了書授与、「第十三回日本舞踊の体験から発表へ」の皆勤賞授与の後、参加者全員の集合写真を撮ってプログラムが始まりました。

「かくれんぼ」は三歳の男の子二人の予定でしたが、KくんだけになったのでおねえちゃんやGくんに応援していただき、楽しい舞台となりました。「菊づくし」は五歳の女の子六人の予定でしたが、欠席があり四人になってしまいました。が、楽しそうに踊っている様子を見て思わず微笑んでしまう程可愛かったです。「通り名の唄」は五歳のAちゃんと一年生の男の子三人の予定でしたが欠席となり二人になってしまいましたが、袴姿が凛々しく、しっかりしていたので、すっきりまとまりました。「さくら」は日本人として親しんでいただきたい曲だと思い毎回取り上げています。一年生の女の子四人で、ピンクのお扇子を二本持って少し優雅に女らしく踊っていただきました。「元禄花見踊Part123」は一曲の中から踊りやすい部分を取り出したものです。小学校低学年の皆さんには全くなじみのない曲で難しかったと思いますが、折角日本の伝統文化の一つである日本舞踊を体験していただくのであれば、童謡を使用するよりは邦楽にも馴染んでいただく機会となればと思い、これ以後のプログラムは全て邦楽―長唄・大和楽を使用しました。Part1は桜の枝、Part2は手拭、Part3は扇をというように変化を持たせましたが、手拭が一番難しいようでした。踊って下さったのは一年生から三年生の皆さんでしたが、とても熱心でよく頑張って下さいました。「道成寺」は四年生の男女でリピーターが多くお互いに顔馴染みでした。傘を持つので舞台が少し狭いのではないかと心配しましたが、みんなでカバーし合って踊って下さいました。Tくんは男子一人でしたが頑張りました。「越後獅子」は六年生ばかりで、お一人を除いてはお友達のようで、息も合っていたように思いました。少しテンポの速い曲なので心配しましたが、若さでなんなく乗り気って、赤い扇二本で華やかに踊って下さいました。「花だより」は五・六年と中学生の
五人グループでした。勿論全員リピーターでKちゃんは9回目、Rちゃんは当日が入試であったにも関わらず駆け付けてくれましたが、みんなこの体験での出会いを楽しみにしてくれているようです。「おどりが人の輪を繋ぐ」-素敵です。最後の演目なので藤の花や傘を持って華やかな舞台に仕上げました。この発表会を観に来て下さったNさんより次のようなメールをいただきましたー「お子さん達の発表には感動して、感動の余りずっと泣いていました。伝統を絶やさない為の大きな貢献と存じます。」

皆様のご支援ご協力をいただき、今回の参加希望者は50名となりました。日本舞踊に興味を持ち、楽しんで下さるご父兄の皆さん、お子さんがこんなに沢山いらっしゃるのは嬉しいかぎりです。この嬉しさを胸に次回も頑張っていきたいと思います。

              2019125 京都文化企画室理事長  西川 充

 


0 件のコメント: