2008年8月17日日曜日

大文字鑑賞会

思いがけない大雨の予報にはらはらどきどきしましたが、5時頃にはほぼ止み、例年に負けない美しい送り火となりました。 まず恒例となった三友居のお弁当とお飲み物で和気藹々の鑑賞会の幕開け!お顔馴染みの方との再会を喜んだり、思いもかけない出会いを楽しんだりしながらの一時!

その後、自称初代下足番事伊藤氏の司会でプログラムが始まりました。何しろ氏は「京都文化企画室」の名付け親である三河生まれの大の京都好き!含蓄ある司会で進められて行ったことは言うまでもありません。最初は慶應大学歌舞伎研究会OBの愛知からお越しいただいたN先輩と大山崎からお越しいただいたK先輩による「源氏店」ー所謂お富と与三郎の掛け合いです。?年か前の今頃、クラブの合宿の最終日は必ず歌舞伎朗読会で盛り上がりました。先輩も大いに?年前を思い出しながら楽しんでいただいたのではないでしょうか?ただ東京から参加予定のH先輩が突然出張となり、予定が狂い、大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
次は昨年の大文字の日に見つけたCDを是非鑑賞会で踊ってほしいと言われたので、この日に神奈川のAさんにプレゼントするために「古都情炎」を西川充が踊らせていただきました。Aさん 気に入っていただけましたでしょうか?
最後はお待ちかねの味方團先生のご登場です。昨年 大変好評でしたので、今年もお願いすることになりました。なかなか間近で見られない能面や能装束を見せていただき、難しそうな能の色々をわかりやすく、親しみやすく解説していただきました。「今度 能を見に行ってみようかしら?」なんて声もちらほら。イケメン(失礼します)の先生に思わず吸い込まれそうになりながら聞き惚れた解説はあっという間に終わり、窓からは「大」の字がくっきりと!思い思いにご先祖様にそっと手を合わせて鑑賞会は無事幕を閉じました。

「美味しいお食事をいただいて十分楽しませていただいて、その上にお勉強までさせていただくなんて!!」なんていう有り難いお言葉をいただくと、暑さも疲れも吹っ飛んで、またまた力が湧いてきました。
ご協力いただいた皆様、ご参加いただいたみなさま、本当に本当にありがとうございました。

0 件のコメント: