2009年4月22日水曜日

福島県郡山市・行健中学校のみなさん

☆4月19日(日)福島県郡山市立行健中学校の5名の生徒さんたちが茶道体験をされました。
着付けの時は柄選びや初めての着物体験に賑やかでしたが、着物姿でお茶の席に入るとみなさん急に神妙な面もちに。
引率の先生も少し緊張しながら、立礼による茶道体験が始まります。
お茶は作法も大切ですが、一番大切なのは亭主と招かれた人との心の交流、そして互いを思いやる心遣い、季節を愛でる楽しさ、さらにこのお茶の席には様々な人の関わり、支えがあって成り立つことなど、深い茶の湯の世界について語られました。


この日のお菓子は名残の桜を愛でるような「桜餅」。
このお菓子一つも、前日から十時間かけての餡づくりから始まっている話などに、みなさん真剣に聞き入っておられました。


そしてお菓子のいただき方、お茶のいただき方など基本の作法を学び、しばし「心遣いの世界」にひたりました。
過密スケジュールの中、本当に短い時間でしたが、着物体験、茶道の心を楽しまれたようで、「よかった!」「着物がきられて嬉しかった」と口々に惜しむように着替えて次のプランへ元気に向かって行かれました。


この日のお茶の心をいつまでも覚えていてほしいものです。

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